しわくちゃになったら、会いに行きます。
そういうことが色々重なって、河合さんにストレスを与えたんじゃないか、と。
堀泉さんは眉根にしわを寄せて、組んだ手に額を乗せた。
そのせいで、表情はよく見えない。
スーツを着こなした彼は、先ほどまでの凛とした雰囲気を仕舞い込んだ。
「アイツのそばに居ながら、仕事が忙しくて気が付いてやれなかった……。
最悪だ……アイツが、もし」
「大丈夫だと、思います」
根拠はもちろんない。
でも、気が付いたらあたしはそんな事を口走っていた。