しわくちゃになったら、会いに行きます。


 大藤くんの影を、彰太くんがちらつく。


 会いたいなぁ。


 嫌なことを、彰太くんに全部吐いて、スッキリしたい。


 って。




 「彰太くんはあたしの捌け口か!」




 甲高い音を立てて止まるシャワーにツッコんだ。


 ツッコむ相手を間違えた。我に返ったあたしは、いそいそと浴槽に浸かる。




 「ふぁ~……」




 身体を浸すと、疲れが滲み出てくる。


< 187 / 211 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop