それでも僕は君を離さない
先輩にとって私は後輩の一人でしかなかった。
同じ研究チームの一員として私は必死に勉強した。
チームに貢献したかった。
何よりも先輩に認めてもらいたかった。
あっという間に卒業が近づき
先輩は今度は自分の卒論のための研究に没頭した。
いつも二人で行動していたことがパッタリとなくなり
私はいきなり一人だけの世界に放されたことで
心の中にぽっかりと穴が空いた状態だった。
それでも就職して日々仕事をこなしていくことができて
幸運だと思った。
透吾さんと付き合い始めても
自分の気持ちははっきりしなかった。
同じ研究チームの一員として私は必死に勉強した。
チームに貢献したかった。
何よりも先輩に認めてもらいたかった。
あっという間に卒業が近づき
先輩は今度は自分の卒論のための研究に没頭した。
いつも二人で行動していたことがパッタリとなくなり
私はいきなり一人だけの世界に放されたことで
心の中にぽっかりと穴が空いた状態だった。
それでも就職して日々仕事をこなしていくことができて
幸運だと思った。
透吾さんと付き合い始めても
自分の気持ちははっきりしなかった。