プリンセスと5人のナイト!?
誠くんはスッキリした顔でそう言った…けど、また最初のような寂しいそうな顔をした。
「だから…たまに感情がたかぶると関西弁になるだよね。」
「あ…」
だからあの時関西弁になったんだね。
「施設育ちで、ホントの両親がいない俺なんかとは…一緒にいたくない…?」
不安と心配、悲しみ…いろんな感情が含まれている複雑な表情。
「ばかだなぁ…誠くんは。」
ホントにばか。
なんでそんな事言うのよ。
「へ…?」
間抜けな声(笑)
だって、だってさ…?
「そんな事で、私が誠くんを嫌いになる訳ないじゃん?」
すると、誠くんは少し目を見開いた後―
すごく綺麗な、心の底からの笑みを私に見せてくれた。