プリンセスと5人のナイト!?



   ✳  ✳  ✳  ✳  ✳




「よしっ。もう寝ようか。」


誠くんはそう言って立ち上がった。


「うん」


本当はもう少しこの綺麗な夜景を見ていたかったんだけどな…


誠くんはそう思ってる私の事なんか露知らず。


気が付いたらもうハシゴを降り始めていた。


「待って…!」


そう言って私も急いで降りようとしたが…


うん、怖い。


実は、この小野寺かんな。高い所が苦手なのデス。(←じゃあなぜ登った)


どうしよう…。


下を覗くと誠くんはもう地上に降りていて、こちらを見上げていた。


しかし、私が中々降りて来ようとしないので不思議そうに首を傾げて…


「かんな?早く降りて来なよ。」


誠さん、その首の傾げ方反則ですよ。


可愛すぎます!


…ってそうじゃなくて!


ううーん…降りたいのは山々なんだけど…怖いんだよね☆


少しお茶目に、呆られないように言ってみた。


ら。


「…はぁ?」


ため息と呆れが混ざったような声が聞こえた。


それから誠くんは少し考え込むような仕草をして


< 41 / 47 >

この作品をシェア

pagetop