プリンセスと5人のナイト!?
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私も誠くんも寝てしまい、シェアハウスが本当の静寂に包まれた夜更けの事。
ピンポーン…
まだ寝ついて3時間ほどしか経っていないのに玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン…
もちろんみんな寝ている為、それに応答する者はいない。
そんな事分かりきっている事だが、チャイムは鳴り止むどころか激しさを増した。
ピンポーンピンポーン
「…………」
私、小野寺かんなは先程寝ついたと言いますか、ウトウトしてたと言いますか…まだ完全に寝ていなかった訳でして、チャイムの音で起きてしまった。
でも、それに応答するのも面倒なので寝たフリを。
ピンポーンピンポーンピンポンピンポーン
「…………」
まだいい。まだ出なくていい。
ピンポーン…
ほら。こう言う人は激しくチャイム押して出て来なかったら諦めるタイプだからね。
もう帰るでしょ。
と、思った瞬間。
ピンポーン!ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!!
もう本当に、力任せに連打って感じでチャイムを押しまくる誰か。
1回では飽きたらないのか、ずっと連打を繰り返すその誰か。
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン…
あぁーっ、もう!誰よ!誰なのよ!
こんな夜更けに、非常識な訪問をするヤツはっ!!!!
私はとうとう我慢できなくなり、急いで玄関に向かった。
こんなんで朝陽に起きられて、ブチギレでもしたら大変だもん。