キミのイタズラに涙する。


「隆平あんな適当なやつだからね~

友達なんか出来ないんじゃないかって不安だったのよ」


「いえ、そんな事ないです

自分をしっかり持っていてみんなの笑顔にすることが出来て

すごく尊敬してる人もいると思います!」


私もそのうちの一人だ。

きっと誰もがなれるわけじゃない。


自分という自分に。




「沙良ちゃん本当にいい子ね~

何から何までありがとう

お菓子でも用意するわね」


「あ、ありがとうございます」


私は出されたクッキーを食べて、隆平のお母さんと少し話しをすると


「じゃあ帰ります」


帰ることにした。

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