みつばちとはちみつ
×× くう ××


「くう、どうだった?ヒロ君と2人きり
久しぶりだったんでしょ?」

「・・エミ、余計 さみしくなった。」

「なんで?! ケンカでも したの?」

「ううん・・だって 学校じゃ ひっつけないもん。誰か 見てたみたいだし・・」


…普段なら 誰もいないような場所、
選んだのにな〜


「やっぱり? もう!いい加減にしてほしいよね!人の恋路の邪魔は!どっち?男?女?」

「たぶん、両方?・・はぁ・・
まだ、ヒロの事 好きな子 いっぱい いるよね・・

だから あまり学校では一緒にいないように してるんだけど・・

その内 私 後ろから刺されたりしないかな・・男なら 遠慮なく 返り討ちするけどさ・・女の子はねぇ・・」


「いやいやいや・・さすがに そこまでは
・・ねぇ・・嫌がらせは?減った?」

「・・まあね、ロッカーにカギつけたし、机も 何も入れないようにしてるし。
貴重品は エミか ニナが持っててくれるしね。ありがとうね、エミ。」


「ヒロ君に、言ってないの?まだ・・」
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