みつばちとはちみつ
×× ヒロ ××


くうが 家に入り1人での 帰り道…

顔が にやけて 止まらない…


『幼なじみ』の領域を超えてしまったのは わかってる。

でも、抑えきれなかった…
たとえ 一瞬でも くうが 欲しかった。


よし! 覚悟 決めた!


急いで 家に帰り、兄貴の部屋へ。
兄貴が 帰ってきてて、良かった!


「兄貴!話がある!」


部屋で レポートをしてた兄貴の邪魔を
して、ベッドに座る。


「どうした?真面目な顔して?」

「兄貴、ごめん。約束 やぶる!」

「・・なんの?」

「くうの事・・一生 幼なじみとして
守るって、約束・・」

「・・なんで?」

「あいつ すごい モテるんだ・・
明日からは、たぶん もっと・・
それを 幼なじみとして 見るだけしか
できないの、もう無理なんだ!
だから・・」

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