みつばちとはちみつ
俺のベッドにくうを寝かせ寝顔を眺める…
こいつ、もう俺の彼女なんだ…
幼なじみだけど、彼女になったんだ…
今までに 味わったことのない幸福感が 広がる。同時にすごい 愛しさが…
こんなにも 好きだったのに、今まで
幼なじみで いたなんて…
こいつは どれだけ待っててくれたんだ?
…待ってたよな、たぶん、ずっと
こんなに 煮え切らなかった 俺の事…
ごめんな、待たせて…
大事にしないと…
絶対、大事にする!
泣かせるような事、しない!
心に 誓って そっとキス する。
「・・好きだよ。くう。」
ぽつりと 呟き、静かに ドアを閉めた。