クレナイの歌

暮れないに染まる朱里の横顔。吸い込まれそうなくらい見惚れてしまった。

そしてその日は、この会話を最後に、彼等はそれぞれの家へ帰った。


これが二人の出逢い。





風呂を終え、ボスンとベッドに顔をうずめる。


朱里、とは一体どんな人物なんだろうか。

その事で頭がいっぱいだ。


『彼岸花、好きなの』


彼女の言葉が、ふと頭をよぎる。

岸辺はおもむろにスマホを手にし、彼岸花について検索し始めた。



< 14 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop