クレナイの歌
暮れないに染まる朱里の横顔。吸い込まれそうなくらい見惚れてしまった。
そしてその日は、この会話を最後に、彼等はそれぞれの家へ帰った。
これが二人の出逢い。
風呂を終え、ボスンとベッドに顔をうずめる。
朱里、とは一体どんな人物なんだろうか。
その事で頭がいっぱいだ。
『彼岸花、好きなの』
彼女の言葉が、ふと頭をよぎる。
岸辺はおもむろにスマホを手にし、彼岸花について検索し始めた。
メニュー