クレナイの歌
***
「岸辺お前いつあの女と仲良くなってんの?」
興味津々に友人が尋ねてくる。
「仲、良くみえる?」
「あんなにあいつと話してんのお前しかいないよ」
へえとそっけなく呟くが少し嬉しかったのも事実。
顔には出さない。
「けっ……相変わらず通常運転な奴。似た者同士だから仲良くなれんのかもな」
無気力。無表情。無愛想。
三つの“無”の集合体。
この転校生を表すのならその言葉で十分だろう。
無の集合体、岸辺はカバンを持って席を立った。
その様子に首を傾げる友人。
「岸辺お前いつあの女と仲良くなってんの?」
興味津々に友人が尋ねてくる。
「仲、良くみえる?」
「あんなにあいつと話してんのお前しかいないよ」
へえとそっけなく呟くが少し嬉しかったのも事実。
顔には出さない。
「けっ……相変わらず通常運転な奴。似た者同士だから仲良くなれんのかもな」
無気力。無表情。無愛想。
三つの“無”の集合体。
この転校生を表すのならその言葉で十分だろう。
無の集合体、岸辺はカバンを持って席を立った。
その様子に首を傾げる友人。