犬系な彼の飼い主はじめました!?



「高所恐怖症?」


「…」


否定しないってことはそう言うことか。


「ちょっと待ってね」



そんなに高くないフェンスを乗り越えた。


「先輩!?」


「大丈夫大丈夫!これくらいすぐ取れ…」



…変な余裕を持ったのがバカで。


ふと、下にいたクラスのこと目が合う。



「ほら取れ…っ」




指輪が手に入ったと同時に








私の足がつるっと滑った。











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