モン・トレゾール
「――んっ――…」
ピンクで光沢のあるネグリジェの上からゆっくりと彼女の体のラインをなぞる。
口元を手で覆いながら必死に我慢する姿に、段々とからかう程度じゃなくなってくる。
「手、どけて」
少し強引にスルッとリボンの結び目を解くと、その間からは真っ白な肌を覗かせた。
「愛莉……声、もっと聴かせて――」
「やっ――…」
ペロリと耳を舐めると、クタッと力が抜け寄りかかるように俺の方へと体を預けてくる。
「……今日は、もう、ダメ」
絞り出すような声で抵抗する彼女は、両手で俺の胸を押さえ体を離すとそのまま膝から崩れるようにソファーに座る俺の前へと座り込んだ。
「なぁ、これって拷問?」
両手で彼女の頬を挟むと、そう言いながらコツンと額をあてる。
「……そうじゃないけど……明日も早いから」
「それじゃあ、愛莉からキスして。すげぇ濃いやつ」
「……え!? こ、濃いやつ?」
「そう、濃いやつね」