紅い龍〜俺に一生ついてこい〜
「……クッ…アッハッハッハッ」
急な笑い声に笑い声の主の方を見る
はぁ⁈なんでこいつ腹抱えて笑っとん
「ふぅ…お前、聞こえてる。」
やらかした。また心の声出てた…っ
「まあいい。俺の名前は五十嵐 蒼(イガラシ ソウ)。」
『ふーん。あたしの名前は如月 紅。』
蒼「お前…俺のこと知らねえの?」
こいつもか。
どうでもいいんやけどなー。
関係ねえし。
『蒼龍の総長さん。それがどうした?』
蒼「………いや、別に。ところで、なんでこんなとこで寝てた?」
蒼は一瞬子供のような好奇心が丸出しの顔をした。
『……遅刻したから?』