キスにスパイスを、キスをスパイスに
「色が付いていると、急なキスは出来ないだろ。色が移るからな」
「……キ…キスって。そんなの仕事のときに気にする必要ないから」
いきなり飛び出したキスの単語に驚いてしまった。何がどうしてそういう話になるのか。
「俺が心配なだけだから、大人しく言うこと聞いとけよ」
“心配”という言葉に、彼の言いたい事が分かり、熱が顔に集中していく。
「……誰もそんなことしないから。心配なんて必要ない」
そもそも私の職場は女ばかりなんだから、そんな心配いらないのに。
「奈々は俺たちの出会いを忘れてないか?」
出会い?……あっ、そうか、私が洋輔さんを意識したきっかけは、私の勤める病院に彼が入院して、2人きりになった個室でいきなりキスをされたことだった。でもさ、それって……
「あんなことをするのは、洋輔さんくらい!!でも……心配してくれるのは嬉しいから、善処はします」
バカだなと思いながらも、彼の気持ちは嬉しいと感じた。こんなにも素敵なあなたに惚れているんだから、他の人なんて目に映らない。ちゃんと彼の目を見つめて、そう答えた。
けれど目が合ったのは一瞬で、すぐに逸らされる。そして、彼の指が私の唇にそっと触れた。
「俺にもさせて……」
そう言って、彼は私の唇を撫で始めた。そんな風に優しく触られると、私の中の欲情も少しずつ大きくなってしまう。
私もそろそろ限界かも。今度は私が焦らされている気分になった。
「……キ…キスって。そんなの仕事のときに気にする必要ないから」
いきなり飛び出したキスの単語に驚いてしまった。何がどうしてそういう話になるのか。
「俺が心配なだけだから、大人しく言うこと聞いとけよ」
“心配”という言葉に、彼の言いたい事が分かり、熱が顔に集中していく。
「……誰もそんなことしないから。心配なんて必要ない」
そもそも私の職場は女ばかりなんだから、そんな心配いらないのに。
「奈々は俺たちの出会いを忘れてないか?」
出会い?……あっ、そうか、私が洋輔さんを意識したきっかけは、私の勤める病院に彼が入院して、2人きりになった個室でいきなりキスをされたことだった。でもさ、それって……
「あんなことをするのは、洋輔さんくらい!!でも……心配してくれるのは嬉しいから、善処はします」
バカだなと思いながらも、彼の気持ちは嬉しいと感じた。こんなにも素敵なあなたに惚れているんだから、他の人なんて目に映らない。ちゃんと彼の目を見つめて、そう答えた。
けれど目が合ったのは一瞬で、すぐに逸らされる。そして、彼の指が私の唇にそっと触れた。
「俺にもさせて……」
そう言って、彼は私の唇を撫で始めた。そんな風に優しく触られると、私の中の欲情も少しずつ大きくなってしまう。
私もそろそろ限界かも。今度は私が焦らされている気分になった。