【貴方と本当のキスがしたい。】(*ラブコスメ参加作品)
***
打ち合わせも終了後
『じゃあ、またね。美紅ちゃん!』
棚藤常務も帰宅した後
藍原専務から少し休憩を頂いた私は
小銭だけ持って
自販機のあるフロアへと行った。
お気に入りの
リッチミルクティーを買う為に。
すると
「…美紅ちゃん、ちょっといいかな?」
突然後ろから声をかけられた。
うん?と思って振り向くと
「……えっ!?棚藤常務?」
そこには帰宅したはずの棚藤常務が
不敵な笑みを浮かべて立っていた。
驚きながらも
小銭をポケットに仕舞った私は
「…お帰りになられたんじゃ
なかったんですか?」
と、向きを変えて立った。
「…ああ、帰ろうと思ってたけど
美紅ちゃんの姿が見えたから
引き返したんだ。
2人で話せるチャンスだと思ってね。」
棚藤常務はクスクス笑いながら
私に一歩近づくと
「…ねえ、美紅ちゃん。
そろそろ本気で
俺と付き合う事考えてくれない?
俺さ…マジで
美紅ちゃんに一目惚れで
その唇を奪いたいくらい
今でも好きなんだけど…。」
と、これで何度目になるかなと
考えてしまうほどの告白をされた。
打ち合わせも終了後
『じゃあ、またね。美紅ちゃん!』
棚藤常務も帰宅した後
藍原専務から少し休憩を頂いた私は
小銭だけ持って
自販機のあるフロアへと行った。
お気に入りの
リッチミルクティーを買う為に。
すると
「…美紅ちゃん、ちょっといいかな?」
突然後ろから声をかけられた。
うん?と思って振り向くと
「……えっ!?棚藤常務?」
そこには帰宅したはずの棚藤常務が
不敵な笑みを浮かべて立っていた。
驚きながらも
小銭をポケットに仕舞った私は
「…お帰りになられたんじゃ
なかったんですか?」
と、向きを変えて立った。
「…ああ、帰ろうと思ってたけど
美紅ちゃんの姿が見えたから
引き返したんだ。
2人で話せるチャンスだと思ってね。」
棚藤常務はクスクス笑いながら
私に一歩近づくと
「…ねえ、美紅ちゃん。
そろそろ本気で
俺と付き合う事考えてくれない?
俺さ…マジで
美紅ちゃんに一目惚れで
その唇を奪いたいくらい
今でも好きなんだけど…。」
と、これで何度目になるかなと
考えてしまうほどの告白をされた。