【貴方と本当のキスがしたい。】(*ラブコスメ参加作品)

キスとアルコールが程よくまわり

気持ち良くてふわふわしていた私は

「…一生報われないと思ってました。
だから…専務からプレゼントされた
グロスやルージュをつける度に
私は夢の中でいつも貴方と
キスを交わしていました。
夢の中でなら
誰にも迷惑はかけないし
専務を独り占め出来るから…。」

と、気づかないうちに

自分から藍原専務に

ペラペラと話していた。

すると

「…へぇー…そうだったのか?
美紅は俺がプレゼントしたグロスを
つける度に、俺とのキスを
想像していたんだな?」

「…はい。……えっ!?」

その言葉に驚いた瞬間

「….…キャッ!!」

私は立ち上がっていた彼に

お姫さま抱っこをされていた。

「…えっ!?…せ…専務!?」

ふわふわから一転

なぜ私はこんな事をされているのか

訳がわからず

「…藍原…専務…下ろして下さい。」

そうお願いしてみたものの

彼は不敵な笑みを浮かべると

「…却下。
このままベッドまで連れて行く。
話の続きはベッドの中で
思う存分聞いてやる。
…そして、俺も美紅に
思う存分応えてやるよ。」

そう言って

彼は私を抱きかかえたまま

寝室へと進んだ。

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