【貴方と本当のキスがしたい。】(*ラブコスメ参加作品)
好きになってはいけない人だと
そう思っていた。
叶わない恋だと思い
憧れのままでいいと思った日もあった。
でも、やっぱり貴方が好きで
心のどこかでは
『貴方の彼女になりたい…。』
『貴方とキスしたい…。』
そう思っていた。
だから、いつも夢の中で私は
貴方と交わす甘いキスを想像していた。
切ない片想いを胸に抱きながら
切ない妄想に自分を抑えながら
貴方がプレゼントしてくれた
グロスやルージュをつけていた。
でも、もう夢の中で交わさなくていい。
妄想や自分を抑えなくていい。
想いが通じ合った大好きな貴方が
これからはずっと
現実の中でたくさんキスをくれるから。
甘いキス、優しいキス、激しいキスを
たくさん、たくさんくれるから。
随分遠回りしたけど
ねえ…藍原専務。
私は貴方が大好きです。
貴方を愛しています。
だから、これからも
私に大人のキスを
たくさん教えてくれますか?
甘く…甘く…蕩けるくらいのキスで
私を一生貴方の虜にして下さい。
「…んんっ….あぁん。」
与えられる快感に身を委ねながら
私は藍原専務の頭を引き寄せると
「…愛してます。」
と、自ら唇を重ねてキスをした。