お姉ちゃんの憂鬱
胡散臭メガネは自主研修中の生徒を監視する係りだったらしいが、うちの班がなにかやらかすだろうと思ってスタートまでは見届けるようにしていたらしい。
全く信頼されていないが、事実スタート時間を30分も遅れてしまったので何も言えなかった。
しかも、別れ際に胡散臭メガネと電話番号を交換させられ、直くんには絶対に一人で行動しないことという小学生みたいな約束事をさせて去って行きやがった。
あたしたちのことをなんだと思っているんだあのメガネは。
胡散臭メガネと別れて、京都の街並を楽しみつつ予定していた見学コースを巡る。
最初のロス30分を考慮してどこも少しずつ見学時間が短くなってしまったが、それもまぁ想定内のことだ。
昼はガイドに載っているそれなりに有名なお店で昼食をとり、ご飯の後はもういくつか名所を廻りつつお土産物屋をのぞいていこうと言うことになっていた。