Love their
初めて結ばれるまでそう時間はかからなかった。




お互いが欲しくて欲しくて何度も抱き合った。




抱き合う度にサトルが幾度となく私を求めて呼んでくれる、




「レイ……レイ……」




自分がレイなのか何なのか、分からなくなりそうなくらいだった。




身体で感じる快楽が、心が刺激を受けることによって、



こんなにも、こんなにも…



何百倍も何千倍も…





高ぶることを知った。




そうして抱かれたのは、サトルが初めてだった。




いつから?




惰性で進む車輪のように、



力なく、ゆっくりと、






立ちはだかる壁なんてない。





ただゆっくりと無機質に流れるようになった2人の時間。




胸の奥にある炭酸が止めどなく弾けて、




溢れまいと必死に受け止めようとしていたあの時の2人ではなくなったのは、





何故だろう……。





馴れ合いが嬉しく感じ始めた時、




サトルとなら結婚してもいいかも、とも思った。




気を遣わない関係が出来た時には、




自分だけ特別な相手だとも嬉しく思えた。



でも、



きっと、


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