Love their
溢れ出るものは途切れることないはずと。




全てを受け止めることを忘れてしまった。





流した結果。




甘えた結果。





なんだ……。





だからと言って、愛していない訳でもない。




ベッドに誰の物か分からない女という塵片を目のあたりにして、





しないと思っていた嫉妬すら覚えた。





レイは薄赤く輝くそのルビーのピアスをポケットの中にしまいこんだ。


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