誰もしらない世界
男(あー、こいつはこないだのやつだから、大丈夫だ。3で大丈夫)

葵(えー、5で交渉してよ。)

男(いやいや。5は無理。こいつはいつも3だから)

3,5そんな数字はその女が売れる価格の事で、その売春宿では日々価格が変わっていた。その客の交渉する値段でうりにでる。歩はそこにいた。

葵(わかったー)

男(おい送ってこい。)

男は一人の女に命令をして、その葵とゆう女は部屋を出掛けていった。

歩は黙っていた。

男(腹減ったなー寿司たのむか!)

そんな風に、男は広いリビングでくつろぎながら出前の注文をする。
そして男は、歩に声をかける。

男(歩、家かえらなくていいの?俺はいいけど)

歩(つまんないから、いいよ。)

そんな風に答えていた。
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