誰もしらない世界
翌日の約束の時間、昨日の百貨店前で待ち合わせをし、そのまま二人は喫茶店へ移動する。

れいかはお茶を飲みながらオカメに問いかける。
れいか(ねぇ、どうしてそんなとこで働くようになったの?)

オカメ(えっと、それは…えっと…)
オカメはうつ向きながらどもる。

れいか(落ち着いて、オカメちゃん!言いにくい話しでも偏見とかしないから、聞かせて?)そうれいかが言葉をかけるとオカメは少しずつ話し始めた。

オカメ(斉藤さんが、斉藤さんの所で一番稼いでいた女の子が、死んでしまって…そしたらお前もここに住んでるんだから働いてこい。お前なんかどこにも売れないんだから、ここで働けって言われてSMクラブに連れていかれたんです…で、でも、断れなかった私が悪いんです…)

オカメは下を向きうつむいている。
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