Kissから始めよう
数時間後、それぞれ帰宅する。


和佳奈は雄輔とタクシーを使いマンションへと帰ってきた。



「はー、なんか楽しかったな。」

「はいっ」

雄輔はソファにどっかりと座り、ネクタイを外す。

それをさり気なく受け取り、背広と一緒にハンガーにかけていた和佳奈は、背後に雄輔が立ったことに気付かなかった。


< 232 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop