終わりを見てからはじまる物語。【仮】


でもそれは
余計な心配だったらしい。



「あの子、走ったのね…」


「……」


何も言えない


親としては当然、
娘に命を縮めるようなことは
してほしくないだろうな…






「ありがとう、奏多くん」

「……え?」



突然お礼を言われて戸惑った。


お礼を言われるようなこと
したっけ……?



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