箱入り結婚のススメ
「んんん」
いつもは優しく入ってくるのに、彼は私を一気に貫いた。
彼にしがみついて声を殺す。
そうでもしないと、ほんのわずかに残っている理性でさえも、見失ってしまいそうだ。
「舞、声聞かせて」
「イヤ……」
「イヤじゃない。舞の全部を俺に教えて」
こんなに乱れてしまったのは、きっと初めてだ。
体が少しずつ慣れてきて、痛みより気持ちよさを感じるようになってきて……。
「あっ、あっ……」
いつもより激しい彼の動きに、いつの間にか声を我慢できなくなっている。
そして、彼の優しいキスが私の理性をすべて取り払う。
「秀明さん……お願い。もっと……キス、して」
唇が触れ合った瞬間、彼は果てた。
すぐに強く抱き寄せてくれる彼にしがみつくと、彼の心臓がドクドク鳴っているのが聞こえる。
幸せだ。
ここが私の居場所だ。