箱入り結婚のススメ

一緒に皿を洗おうとすると、貴也が舞の足にまとわりついて、爆弾発言をした。


「先生、お風呂一緒に入ろ?」

「うん、いいよ」


ちょっと待て!
全然よくないぞ!


おい、貴也。
俺が舞と一緒に風呂に入れるようになるまでに、どれだけかかったと思ってるんだ!


「舞、俺が入れてやるよ。
悪いけど、出張の間の洗濯物、出しておいてくれる?」

「わー、助かる。ありがとう」


どうだ貴也。
簡単に舞の裸なんて見せてやるもんか。

やってやったと貴也を見ると、不貞腐れている。


「貴也君、こっちにおいで」


風呂にお湯を張ると、舞のそばから離れない貴也を無理やり引っ剥がした。

脱衣所で汗のしみ込んだTシャツを脱がしてやると、不機嫌なまま俺についてくる。

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