隣人の男
躊躇って動けないでいる私を見つめてくるあなた。


座らないといけないみたい……。


私は指定された場所に腰を下ろすと、あなたはドライヤーをコンセントにつなぎ、私の後ろに座った。


「あの……」


ドライヤーを……。


「心配しなくても大丈夫ですよ。ちゃんと乾かしますから」


「えっ?」


あなたがドライヤーを?


「でも……」


それぐらい自分で……。


「任せて下さい。僕に……」


< 14 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop