隣人の男
「じゃあ……お願い…します」


「はい」


スイッチを入れる音がすると、ブウォーと熱風を髪に受ける。


あなたの手が触れる……。




私があなたの知っている事。


102号室の隣人で、毎日朝早くに出勤し、夜遅くに帰ってくる。


会うたびに優しい声で、優しい笑顔で、挨拶をする。



まるで……
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