ファインダー越しの恋
お互い緊張して、何を話していいのか分からないまま、見合いはカーカーと大宮の姉様がどんどん進めていった。
「あの・・・」
「何か?」
「実は、初めてではないんです。
お話しするのも。
お会いするのも」
「そうなんですか・・・」
「あの・・・」
「何か?」
「実は、初めてではないんです。
お話しするのも。
お会いするのも」
「そうなんですか・・・」