あなたを愛しています。〜永遠に〜
「鈴川さん。その言い方はちょっと傷つくなー」


「え、ごめんなさい」


私は咄嗟にあやまった。


そのあと急に水守くんがわたしのほっぺにキスをした。


「ちょっと!水守くん?!」


「ナイスッ!水守くん!」

菜花がいった。


「俺は鈴川さんのこと好きなんだけどなー!」


「私も昔から好きだったよ。」


「俺たちって昔知り合ってたの?」


「え!なんにもない!ハハッ
気にしなくていいから!
ちょっとごめん。失礼するね。」


私はその場から逃げるように走っていった。


「なんで覚えてないかななんて期待したんだろ。
どうせ覚えてくれてないだろーなと思ってたはずなのになんか涙がでちゃう。」


「鈴川さん。昔どこであったか教えてくれないかな?
俺、6年の時に事故にあって記憶なくなっちゃったんだ。
覚えてなくてごめんな。」


そう言い終わると、私をそっと優しく抱きしめてくれた。


すごく居心地がよかった。
温かくて何か私を安心させるものがあった。


それから泣き終わるまで抱きしめていてくれた。
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