ヤクザは嫌い、です。
くそ…さっきまでは、ちょっと笑顔だったくせに…
すぐ仏頂面になるってことは…やっぱ俺…信頼されてない?
……
いや、でもここで挽回して…
「…まぁ、いいけどさ…。」
朱莉が呆れ気味で言った。
と、思ったら
「あ、ただ教えてもらってるのも悪いから…私が80点以上取ったら、何でも一個お願い聞いてあげてもいいよ。」
?!!
「だからちゃんと教えてよね。って…ちょ…優斗…聞いてる?」
そんな朱莉の言葉は全く耳に入らず…
ってか…
な…な…
何でも?!
え、それ…いいの?マジで言ってんの?
……
頑張るしか…ねぇじゃんかよ!!