武士 × JK = "時空恋愛"

「...考えは、決まりましたか?」


「あっ...あなたは...。」


私を裏手へ連れ込んだのは、伊東さんだった


「あの..なんのご用でしょうか..。」


伊東「まさか、忘れたとか言いませんよね?

   この前言った件、考えは決まりましたか?」


先日私は、伊東さんに新撰組内部の情報を探るため

間者をやってくれないかと話を持ちかけられた

間者になるという事は、新撰組を裏切るという事...

前に断ったはずなのに...


「私にはできませんっ..!...失礼します。」


伊東「...そうですか。なら、貴方には..。」


「...........っ!!」


伊東「死んでもらいます。」


いきなり顔に突きつけられた刀に

私は恐怖と驚きのあまり

身動きする事も、声をあげる事もできなかった
< 204 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop