武士 × JK = "時空恋愛"
「...考えは、決まりましたか?」
「あっ...あなたは...。」
私を裏手へ連れ込んだのは、伊東さんだった
「あの..なんのご用でしょうか..。」
伊東「まさか、忘れたとか言いませんよね?
この前言った件、考えは決まりましたか?」
先日私は、伊東さんに新撰組内部の情報を探るため
間者をやってくれないかと話を持ちかけられた
間者になるという事は、新撰組を裏切るという事...
前に断ったはずなのに...
「私にはできませんっ..!...失礼します。」
伊東「...そうですか。なら、貴方には..。」
「...........っ!!」
伊東「死んでもらいます。」
いきなり顔に突きつけられた刀に
私は恐怖と驚きのあまり
身動きする事も、声をあげる事もできなかった