青い残光【完】
そして翌日。
練習試合は大きなグラウンドを借り切ってのものとなった。
毎年恒例なのは有名らしく、近所の人っぽい大人の人も観に来ていた。
試合前には、他校のマネージャーさんともお話する機会もあって、きらりさんを通して仲良くなることが出来た。
マネージャーさん同士は学校に関係なくとても仲良しらしい。
日焼け対策を頑張りたいけどもう諦めた、というような女の子らしい会話もあれば…
ドリンクの味に文句をつけられる…とか、あいつらの部室の汚し方が異常…とか。
比較的愚痴が多かった。
あまり聞けない話も多くて楽しかった。
そして初めての練習試合は、それはそれは勉強になるものだった。
やっぱりフォーメーションシステムとかオフサイドは難しかったけど、実際のプレーを見ることでだいぶ分かった気がする。
もっと勉強しなきゃ!
試合中はちょこちょことスコアの記入もあったけど、メンバー交代以外は普段の練習と比べるとあまりすることがなかった。
なので、きらりさんと応援を頑張った。
先輩達いわく、女子の声が聞こえるか聞こえないかは大きな違いらしい…。
今までの部活では考えられなかったほど、ゆっくりと部員のプレーを見ることが出来た。
青いユニフォームが、晴天の中で躍動している様を眺める。