青い残光【完】
「あれ?えりか?」
背後から突然、きらりさんの声がしてビクリと肩がはねた。
「えりか」と呼ばれた女の人は、きらりさんの方を向いた。
「あ、きらり!お疲れさまー」
「ありがとー!梅田くんのこと観に来てたんだ?」
きらりさんのこの言葉に、わたしは確信を持った。
この「えりか」さんは……。
「そんなことないよー、皆を応援しに来たんだよ。暑いのにいつも頑張ってるね」
「えりかは優しいねぇ」
「ぜーんぜん!……あ、そういえば新入生のマネージャーさんが入ったらって聞いたんだけど……」
不意にわたしのことが話題にあがり、心臓が跳ねる。
きらりさんが、「あぁ!」と気付いてわたしの方を見る。
そしてきらりさんがわたしを呼び、わたしは対面した。
梅さんの、「彼女さん」と……。