青い残光【完】












その後、きらりさんが教えてくれた。


彼女は梅さんと1年生の時から付き合っていること。
目立つタイプではないけれど穏やかで優しくて皆から好かれていること。
そして、とても可愛らしい人だと…。







そんなの、さっきしゃべってみて分かったことだった…。






空を仰ぐと、空の青さが目にしみる。
西高のユニフォームのような青…。


ずっと見ていると、涙がこぼれそうで唇を噛み締めてこらえる。










何で、梅さんに彼女がいないって思っていたんだろう……。

いや、思いたくなかっただけで…本当はわたしはずっと恐れていた。








あんなに、素敵な人が梅さんの彼女だなんて……わたしはどれだけツイてないの…。











わたしのため息は、人知れず風に流された。














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