青い残光【完】
部活が終わった後、ものすごく緊張したものの……部室へと向かう彼に後ろから声をかけた。
彼は少し驚いたように振り返った。
「…おっしー…。どうしたの?」
女子と話すのが恥ずかしいみたいで、あまり名前を呼んでくれることがないけれど……。
彼がわたしを見て、わたしを呼んでくれることがとても嬉しかった。
「あ、あの……この後、少しお時間良いですか?」
そう言うと、梅さんはキョトンとしたけれど「うん、良いけど…」と返事をしてくれた。
わたしがお礼を言うと、首を傾げながら部室に入っていった。
こういうシチュエーションで、告白されるとか考えないのかな…?
それとも、わたし…そんな目で見られてない……?
さっきの様子でいくと…多分わたしの気持ちは全く気付かれていないようだ。
まぁ、ちょっと天然みたいだしなぁ…
アピールが足りないのかなぁ…と思いながらその背中を見つめる。