仕事しなさい!
「あんの!クソ浮気男め!!絶対嫁と別れる気ねぇだろ!あいつ、ハナっから倫子さんを愛人にしようって狙ってたんだよ!もう、絶対あいつに近付いちゃ駄目!わかった!?」
渡は声こそ抑えているものの、最っ高に怒っている。
それを知りつつ、私はついつい火に油を注ぐ。
「で、これは言ってなかったんだけど。……入社して半年くらいまで、私、藤堂さんに憧れてたんだ」
「は?はぁぁぁぁぁっ!?」
渡の怒声を、口を塞いで遮りつつ、私は苦笑い。
「や、でもすぐに藤堂さんと今の奥さんが付き合ってんのわかったし。儚い憧れで終わりましたとさ。むかーしむかしのお話」
正直、過去に気になっていた人から好意を示されたのは嬉しかった。
藤堂さんがどうこうではなく、事象そのものが。
女として認められたみたいで。
そして、女として私を変えてくれた須賀渡がいなければ、こんなことは起こらなかったはずだ。
渡は声こそ抑えているものの、最っ高に怒っている。
それを知りつつ、私はついつい火に油を注ぐ。
「で、これは言ってなかったんだけど。……入社して半年くらいまで、私、藤堂さんに憧れてたんだ」
「は?はぁぁぁぁぁっ!?」
渡の怒声を、口を塞いで遮りつつ、私は苦笑い。
「や、でもすぐに藤堂さんと今の奥さんが付き合ってんのわかったし。儚い憧れで終わりましたとさ。むかーしむかしのお話」
正直、過去に気になっていた人から好意を示されたのは嬉しかった。
藤堂さんがどうこうではなく、事象そのものが。
女として認められたみたいで。
そして、女として私を変えてくれた須賀渡がいなければ、こんなことは起こらなかったはずだ。