運命の二人~白と黒の物語~
ジャスティスの表情が心配そうな顔から安堵の表情へと変わった。


「良かった…。急に倒れたから心配した。」


握りしめた手にわずかに力が入り、ジャスティスの口から吐息がもれた。


「ごめんなさい。」


凛々が小さく答えると、

「謝るな。謝らなければならないのは私のほうだ。」


とジャスティスが凛々の言葉を切った。





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