運命の二人~白と黒の物語~
凛々はあっという間に深い眠りについた。
暫くして。
テラスに続く窓が開いた。しゃらんとカーテンが揺れ、人影が見えた。
コンコンと窓を叩く音の後に入ってきたのは、ジャスティスだった。
ノックはしたが、返事がないので勝手に入る事にしたのだ。
思った通り、部屋には誰もいなかった。隣の部屋に視線を移す。
テラスに出られる部屋と寝室は繋がっていて、薄いレースのカーテンで仕切られている。
レースのカーテンを持ち上げ、ジャスティスが静かに入っていくと、ベットでぐっすり眠っている凛々を見つけた。
ジャスティスはそっと近くの椅子に腰をおろして足を組んだ。
(よく寝ている。これだけ色々あったんだ。疲れたろう。)
少し顔を見たら出ていこうと思っていたが、無防備な姿につい見入ってしまった。
暫くして。
テラスに続く窓が開いた。しゃらんとカーテンが揺れ、人影が見えた。
コンコンと窓を叩く音の後に入ってきたのは、ジャスティスだった。
ノックはしたが、返事がないので勝手に入る事にしたのだ。
思った通り、部屋には誰もいなかった。隣の部屋に視線を移す。
テラスに出られる部屋と寝室は繋がっていて、薄いレースのカーテンで仕切られている。
レースのカーテンを持ち上げ、ジャスティスが静かに入っていくと、ベットでぐっすり眠っている凛々を見つけた。
ジャスティスはそっと近くの椅子に腰をおろして足を組んだ。
(よく寝ている。これだけ色々あったんだ。疲れたろう。)
少し顔を見たら出ていこうと思っていたが、無防備な姿につい見入ってしまった。