運命の二人~白と黒の物語~
チクリとした痛みに凛々は一瞬顔を歪めたが、すぐもとの顔になり、眠りから覚める様子はない。

ジャスティスはそっとベットから下りた。


もう一度彼女を見る。

何事もなかったかのように眠り込んでいた。

ふっと苦笑して額に口づけた。

「お休み。リリー・ルゥ。良い夢を。愛してるよ。」

優しく声をかけ、そっと部屋から出ていった。






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