不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「あいつ、ほっんとアホ。いつも大事なこと言わないっつーか。余裕かましすぎっつーか」
「卓巳君が……?」
「うん。『肝心なことは目に見えない。心で見るもんなんだ』ってのが、ヤツの最近の口癖だったりして。ホント、わけわかんないっしょ?」
優一君は肩をすくめてクスクスと笑っている。
わけわかんないのは優一君のほうだ。
彼の言葉はまるでバラバラになったパズルみたい。
私はその単語を一生懸命組み合わせて推理してみようとするものの、さっぱり意味がわからない。
「どういうこと?」
詰め寄って、その意図を聞きだそうとした時……。
「あの~。橋本優一様はおられますか?」
「卓巳君が……?」
「うん。『肝心なことは目に見えない。心で見るもんなんだ』ってのが、ヤツの最近の口癖だったりして。ホント、わけわかんないっしょ?」
優一君は肩をすくめてクスクスと笑っている。
わけわかんないのは優一君のほうだ。
彼の言葉はまるでバラバラになったパズルみたい。
私はその単語を一生懸命組み合わせて推理してみようとするものの、さっぱり意味がわからない。
「どういうこと?」
詰め寄って、その意図を聞きだそうとした時……。
「あの~。橋本優一様はおられますか?」