不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
振り返った私の視線の先にあったのは、見覚えのある金髪。

私の腕を掴んでいるのは、さっきのお店で私に絡んできた男の子だった。


「やだ……」


私は彼の腕の中から逃れようとするものの、ガッチリ掴まれていて振りほどくことができない。

彼はさらに私に顔を近づけて囁く。


「ねぇ、ホテル行こ?」

「な、に言って……」


体がガクガクと震えだす。

そんな私にさらに追い討ちをかけるような言葉が彼の口から出た。


「萌香ちゃんて、卓巳とヤッたんでしょ?」

「え……」


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