不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
飛行機の修理に追われていたパイロットはその質問に適当に答える。
「さあね。花はいじわるだからトゲをつけてるんじゃないかい?」
それを聞いた王子はムキになる。
「うそだよ! 花は弱いんだ。だから自分を守るために、トゲをつけているんだよ! トゲは花の武器なんだ!」
「あ……」
昼間、卓巳君が言っていた言葉を思い出す。
私を押し倒した時、抵抗する私に卓巳君が言ったセリフ。
『萌香ちゃん、バラの花にはなんでトゲがあるか知ってる?』
あれはこの劇の中のセリフだったんだ。
「よっ!」
ひとりで納得していると、誰かにポンッと肩を叩れた。
見ると、いつの間に来たのか、優一君が、左隣に立っていた。
「さあね。花はいじわるだからトゲをつけてるんじゃないかい?」
それを聞いた王子はムキになる。
「うそだよ! 花は弱いんだ。だから自分を守るために、トゲをつけているんだよ! トゲは花の武器なんだ!」
「あ……」
昼間、卓巳君が言っていた言葉を思い出す。
私を押し倒した時、抵抗する私に卓巳君が言ったセリフ。
『萌香ちゃん、バラの花にはなんでトゲがあるか知ってる?』
あれはこの劇の中のセリフだったんだ。
「よっ!」
ひとりで納得していると、誰かにポンッと肩を叩れた。
見ると、いつの間に来たのか、優一君が、左隣に立っていた。