不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「優一君! 合コンは?」

「もう、フケてきた。こっちのほうがおもしろそうじゃん」

「確かにねぇ」


右隣では腕を組んだ和美さんがクスクス笑ってる。


「卓巳、今頃、絶対焦ってるよね。萌香さんにあんな姿見られちゃってさ」

「だよなぁ」


優一君も楽しそうに相づちを打つ。


「けどさぁ。萌香さんと卓巳が知り合っちゃったのは、ホント大誤算だったよねぇ」


和美さんの唐突な言葉に、私は驚く。


「え……どういうことですか?」

「卓巳ったら、ただでさえ卒研で忙しいのにさ、少しでも時間が空いたら、すぐ萌香さんと会っちゃうんだもん。おかげで、劇の練習もサボりまくり」

「ええっ」


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