不機嫌でかつスイートなカラダ ベリーズ文庫版
「肌キレイだな……スベスベだぁ」


肩、腕、わき腹、と私の体のラインをたどるように彼の手が動く。

やがて、ウエストにたどり着いた。

その途端、またビクンッと体が反応する。


「やっ、ヤらないんじゃなかったの?」

「んー、そのつもりだったんだけど……」


彼の手が少しずつ上がってきて、ついに胸を包みこむ。


「きゃ……」


思わず体が強張る。さっきまでのリラックスがウソのように、今度は心臓が暴れだす。


「すげ……。今かなりドキドキしてるでしょ?」

「だって……」


私の顔をぐいっと自分のほうへ向ける卓巳君。


「これも、オレのせい……?」


そう言って、ゆっくりと深いキスをした――。


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