離れない手
出た!!この馬鹿にしたような目!!


ムカつく~!!はぁ~殴りたい!!


へっ?


突然目の前に現れた龍弥の横顔。


龍弥は私にシートベルトをさせて、私の右手から鍵を取ると、鍵穴に差し込んで、エンジンをかける。


「運転しろ」


そう命令すると、龍弥の横顔は目の前から消えた。


ドキドキドキ……。


突然しないでよ!!


ショック死させる気?



「シートベルト……しなさいよ」


私のは勝手にやって、自分のはやらないわけ?


「何? やりたい?」


なっ……
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