恋愛禁止(ホラー)
「ねぇ竜季、もしかして時間に遅れたからカギをかけられたのかな?」
引いても押してもビクともしない玄関に、あたしはそう呟く。
「まさか、たった4分遅れただけだぞ?」
「でも……」
玄関にカギをかけられた理由なんて、そのくらいしか思い浮かばない。
困って立ちつくしていると、竜季がドアをノックし始めた。
「すいません光本です! 今帰ったので開けてくれませんか!?」
ドンドンとノックを繰り返して、中にいるはずの寮の先生に声をかける。
あたしも女子寮のドアをノックして同じように繰り返す。
引いても押してもビクともしない玄関に、あたしはそう呟く。
「まさか、たった4分遅れただけだぞ?」
「でも……」
玄関にカギをかけられた理由なんて、そのくらいしか思い浮かばない。
困って立ちつくしていると、竜季がドアをノックし始めた。
「すいません光本です! 今帰ったので開けてくれませんか!?」
ドンドンとノックを繰り返して、中にいるはずの寮の先生に声をかける。
あたしも女子寮のドアをノックして同じように繰り返す。