桜散る夢 ~愛を誓う~
零「(あの顔は、
始めからわかっていたな。
たちが悪い。
やはりあいつは土方か。)」
黙って見ていると
慌てて年配の男がすまないと
言いいつ、猿轡を外した。
土方「総司!
わかってんなら始めから
言いやがれ!!」
零「(総司...、
沖田総司か。)」
沖田「え~。
とっくに気づいてて、
わざとしてたのかと。(笑)」
土方「てめぇ!」
?「こら!やめんか!!
今は喧嘩している場合か!!」
土方「ちっ!」
沖田「はーい。」
?「すまないね。
で?
君は何者だい?」
優しい笑顔を零に向けていたが、
その瞳の奥には密かな殺気があった。
零「人に名前を聞くときは、
まず自分の名前を言うものでは?」
?「ん?そうだな。
それはすまん。」
零「(?素直だな。)」
?「俺の名前は、近藤勇だ。
ここの...」
土方「近藤さん!!」
慌てるように被せられた。
土方「あんたは、
間者に何で情報を流してをだよ!!」